夜空を彩る花火のカラーレシピ

【花火は炎色反応を利用】 酸化剤と可燃剤が燃焼反応を起こし、高温度を発生させ、炎色剤がその高温によって色つきの炎を出す。これが花火の色になる。
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【花火は炎色反応を利用】 酸化剤と可燃剤が燃焼反応を起こし、高温度を発生させ、炎色剤がその高温によって色つきの炎を出す。これが花火の色になる。

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色とりどりに夜空に咲く花火。花火玉は「星」が集まって構成されており、この「星」に含まれる化合物を燃やすと、その元素固有のさまざまな色の炎を出して燃えるという「炎色反応」を利用して色を出している。

星は主に色を出す炎色剤、酸素を供給する酸化剤、燃焼を促進する可燃材の3つの薬剤の混合によってできていて、これらの混合の度合いによって色合いも変化し、また煙火業者ごとの独特の色合いを出す工夫も凝らされている。

赤色はストロンチウム化合物・カルシウム化合物、黄色はナトリウム化合物、緑色はバリウム化合物、青色は銅化合物を使用。

最近ではこれらに加え、マグネシウムも使われて星の色はより明るくなる傾向にあるんだとか。

またこういった化合物の混合によって、かつては難しかったピンクや紫、水色やレモン色といった微妙な中間色も次々に実現しており、今後もさらに絶妙な色合いを出す花火の登場が期待される。