「救急車呼ぶ!?」子供ならではの行動が大騒動に!花火大会での失敗を描いた漫画に大爆笑【作者に聞いた】
2023年記事全国
この記事は2023年花火特集のものです。最新トピックスはこちら
暑さが増してきたこの頃、まもなく花火大会や夏祭りの季節が到来。ここ数年、新型コロナウイルスの影響で中止となっていた全国各地の花火大会も、2023年は通常通り開催されるところが多数。「念願の花火大会!」という人も多いだろう。
今回は、本格的なシーズンを前に、花火にまつわるおすすめの漫画をご紹介!この時期ならではの作品で、お祭り気分を盛り上げよう。
花火どころじゃない!?張り切り過ぎた花火大会の失敗談
自ら「絵が下手」というインパクト大の絵柄で、ハイテンションなコミックエッセイを描くむめいさん(
@mumei10101
)。Twitterのフォロワーは17万人(2023年7月5日現在)にのぼり、今年は書籍「へたくそなのに泣くほど笑える! カッラフルなエッッブリデイ☆2ndステージ」が刊行された。
思わず笑ってしまう失敗談が人気のむめいさんの作品だが、なかでも小学生の頃の花火大会の思い出を振り返ったエピソードは、どこか共感を覚えるノスタルジックな内容ながら、やはり爆笑必至。この作品について、むめいさんからもコメントをもらった。
おばあちゃんに浴衣を着付けてもらった、子供の頃のむめいさん。「夜に友達と好きなものを買って食べるということが、子供の私にとってはすごく特別なことだった」と語るように、夏祭りの出店にテンションMAX!思うがままに屋台を巡りまくり、気付けば浴衣の帯がめり込むくらいお腹がパンパンに…。
花火が始まる頃には、花火どころじゃない状態になってしまったむめいさん。浴衣の帯の締め付けに加え、花火大会の醍醐味である打ち上げ音もお腹に響き、その場に座りこむことに。
夜空に咲く大輪の花火を眺めながら、自分の口からも“キラキラ”が出そうになるが、「素敵な思い出になるはずの一夜を汚したくない」と、心配する友人をよそにジッと耐える。そうしていると、口元についていたかき氷のシロップを血と誤解されてしまい、「怪我をしてぐったりしている」と思った大人たちが駆け寄ってきてしまう!
むめいさんの思いとは裏腹に、事態はどんどん大事に。幼いむめいさんはプレッシャーまで感じるしまつ。ついにはパトカーに乗るようすすめられ、「やだ」と言おうとしてしまったことで、とうとう“キラキラ”を大放出…。子供時代ならではの体験談だ。
読者からは「おもしろすぎ」「笑い堪えすぎてお腹痛い」という爆笑のコメントとともに、カラフルに描かれた花火の夜景に「めちゃくちゃきれい」との声も寄せられたこの作品。作者のむめいさんも、この話を描くうえで「なるべくポップに、汚くならないように気をつけました」と話す。また、当時は花火を見ている場合ではなかったものの、今でも花火は大好きで、地元の小さな花火大会から県内の大きな花火大会まで、場所取りをしてしっかり鑑賞するそうだ。
作品の中で花火大会を取り上げるのは、これが初めてだったという。「お祭りに行くときのワクワクした気持ちを思い出して、とても懐かしくなりました」と制作中の心境を教えてくれた。今年は久しぶりに花火大会が実施されることに対してむめいさんは、「開催されない間は寂しかったので、今年は地元の花火大会に行って夏を満喫したいですね」と話す。さらに、「久しぶりの花火大会でテンションが上がって調子に乗りすぎてしまうと私みたいに失敗するので、皆さんは気を付けてください(笑)」とアドバイスも。
今年の夏は、小さい頃の記憶にも思いを馳せて、花火大会や夏祭りを楽しんでみてはいかがだろうか。
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