夏の風物詩、花火大会のシーズン到来!伝統と格式ある「隅田川花火大会」(東京都)や、1000年以上続く天神祭で披露される「天神祭奉納花火」(大阪府)など、7月に開催される中から、編集部おすすめの花火大会をピックアップ。開始時間や打ち上げ場所をしっかりチェックして出かけよう!
※情報は公開時点のものです。おでかけの際はご注意ください。
天神祭奉納花火/大阪府大阪市北区
- 開催期間
- 2025年7月25日(金)
- 開催時間
- 19:30~21:00頃
大阪の夜景と花火のコラボレーション
画像提供:大阪天満宮
大阪府大阪市にある大阪天満宮の天神祭は1000年以上続く日本三大祭りの1つ。毎年7月24日に宵宮(宵宮祭・鉾流神事・獅子舞氏地巡行)、25日は本宮(本宮祭・神霊移御・陸渡御・船渡御・奉納花火)行われ、毎年130万人が訪れる大イベントのフィナーレを飾るのが「奉納花火」だ。約100隻の大船団のかがり火と、約3000発の打ち上げ花火が織りなす光景は幻想的に輝かせる。
見どころ
例年、天神様にちなんで、梅鉢の形に開く紅梅というオリジナル花火が打ち上げられる。ほかにも、文字の仕掛け花火などユニークな花火が多い。
開催場所 |
川崎公園・桜之宮公園 |
打ち上げ数 |
約3000発 |
当日の開催可否は天候の影響等で直前に変更となっている場合があります。
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第59回 葛飾納涼花火大会/東京都葛飾区
- 開催期間
- 2025年7月22日(火)
- 開催時間
- 19:20~20:20
無数の光が夜空を覆う、迫力満点のクライマックス花火
画像提供:葛飾納涼花火大会実行委員会
東京都葛飾区で開催される「 葛飾納涼花火大会」は、半世紀以上にわたり親しまれてきた下町情緒あふれる夏の恒例イベント。観覧席から打ち上げ場所が非常に近く、間近で炸裂する音と光に包まれる体験は、ほかでは味わえない迫力を誇る。打ち上げ数は約1万5000発と、都内でも最大級の規模で、毎年多くの来場者を魅了している。会場は柴又帝釈天のそば、江戸川河川敷にある葛飾区柴又野球場。東京スカイツリーと花火を同時に望めるビュースポットも点在し、風情ある柴又のまち歩きとともに楽しめるのも魅力。昭和の面影を残す街並みと、夜空を彩る花火の競演が心に残る夏のひとときを演出してくれる。
見どころ
打ち上げ地点が近いため、花火の轟音と振動が体に直接伝わり、視覚だけでなく聴覚や体感でも楽しめる。河川敷の開放感を活かした大規模な演出に加え、音楽と花火を連動させた構成が見どころだ。
開催場所 |
葛飾区柴又野球場(江戸川河川敷) |
打ち上げ数 |
約1万5000発 |
当日の開催可否は天候の影響等で直前に変更となっている場合があります。
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東京競馬場花火 2025 〜花火と聴きたい J-POP BEST〜/東京都府中市
- 開催期間
- 2025年7月2日(水)
- 開催時間
- 19:30~20:40(終演後は規制退場あり)
観客席の目前で繰り広げられる迫力の演出
画像提供:東京競馬場花火実行委員会 (C)コザイリサ/橋本龍二/福政良二
2025年のテーマは「J-POP BEST」で、「昭和100年」という記念の年にふさわしく、 誰もが知る名曲に合わせて花火が打ちあがる。およそ2キロのコースを有する広大な競馬場を舞台に、音楽とシンクロした大規模な花火が繰り広げられるのは、ここだけの特別な体験。全席指定席で混雑を気にせずゆったり鑑賞でき、トイレや飲食ブースなどの設備も整っているため、幅広い世代が快適に楽しめる。会場は最寄り駅から徒歩すぐというアクセスの良さも魅力で、都内からも気軽に訪れることができる。
見どころ
音楽の世界観を最大限に引き出すために、色や形、高さ、消え際の余韻まで計算された花火演出が展開される。なかでも特筆すべきは、観覧席からわずか100メートルという近距離で打ち上がるダイナミックな花火。音と光が一体となる体感型のショーは、ほかでは味わえない臨場感を楽しめる貴重な機会となっている。
開催場所 |
JRA東京競馬場 |
打ち上げ数 |
1万4000発 |
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第48回 隅田川花火大会/東京都墨田区
- 開催期間
- 2025年7月26日(土)
- 開催時間
- 19:00~20:30
完成度に定評がある美しいスターマイン
画像提供:台東区
伝統の両国川開き花火大会を継承する花火大会。開催起源は1733年(享保18年)の「両国の川開き」に由来するという、伝統、格式共に関東随一の花火大会で、歴史の流れの中で何度かの中断を経て、1978年(昭和53年)に「隅田川花火大会」として復活した。花火は大きく分けて2種類あり、菊のように球形に開く「割物」と花火玉が上空で二つに開き、中から星などが放出する「ポカ物」などがある。桜橋下流から言問橋上流の第一会場では、両国花火ゆかりの花火業者や数々のコンクールで優秀な成績を収めた花火業者が一堂に会して競う花火コンクールが開催される。
見どころ
最大の魅力は、江戸の粋を感じさせる情緒あふれる風景と、花火師たちの高度な技が融合したダイナミックな演出。特に第一会場での花火コンクールは見逃せない。2カ所の会場それぞれで異なる趣向の花火が楽しめる点も特徴で、観る場所によって印象が変わる点もまた楽しみのひとつ。
開催場所 |
桜橋下流~言問橋上流(第一会場)、駒形橋下流~厩橋上流(第二会場) |
打ち上げ数 |
約2万発 (第一会場・第二会場合計) |
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第77回 鎌倉花火大会/神奈川県鎌倉市
- 開催期間
- 2025年7月18日(金)
- 開催時間
- 19:20~20:10
水中花火と打ち上げ花火が空と海を鮮やかに染める
画像提供:鎌倉市観光協会
鎌倉海岸で繰り広げられる名物花火大会。水中花火をはじめ、スターマインなど約2500発の花火が夜空と海上を彩る。鎌倉夏の風物詩として1948年(昭和23年)の開始以来、長年愛され継続してきた大会だ。5年ぶりに再開された前回と同規模の混雑が想定されるため、公共交通機関の利用が推奨される。なお、予備日は設けられておらず、荒天時は中止となる場合がある。
見どころ
移動する船から海へ投げ込まれ、海上で勢いよく扇状に開く水中花火は、鎌倉花火大会ならではの伝統演出。波や潮流を読みながら広がる扇形の光景は、職人技が息づく唯一無二の美しさを誇る。
開催場所 |
由比ヶ浜海岸・材木座海岸 |
打ち上げ数 |
約2500発 (予定) |
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第47回 芦屋サマーカーニバル/兵庫県芦屋市
- 開催期間
- 2025年7月26日(土)
- 開催時間
- 19:45~20:30
観客越しに広がる壮大な花火
画像提供:NPO法人芦屋市民まつり協議会
兵庫県芦屋市で開催される「芦屋サマーカーニバル」のフィナーレを飾る花火ショー。音楽と連動した迫力の演出が魅力で、毎年多くの来場者でにぎわう。ステージイベントや縁日も終日楽しめる内容となっている夏の風物詩だ。会場への入場は完全予約制となっており、観覧席チケットや市民広場入場券が必要。翌日27日(日)には、環境保全を目的とした「クリーンアップ大作戦」も実施され、地域と共に楽しみ、支える祭りとしての側面も感じられる。
見どころ
最先端技術で音楽とシンクロする花火が、すぐ目の前から夜空に打ちあげられ、迫力満点だ。観覧席はさまざまな席種が用意され、目的に応じて選べる点も魅力。
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第79回 海の日名古屋みなと祭花火大会/愛知県名古屋市港区
- 開催期間
- 2025年7月21日(祝)
- 開催時間
- 19:30~20:10
大玉やスターマインが見どころ
画像提供:海の日名古屋みなと祭協賛会事務局
海の日名古屋みなと祭は、1946年(昭和21年)に戦後の復興祭として開始され、名古屋の暑い夏の到来を告げる祭りとして市民に親しまれている。そのラストを飾る花火大会は2年後に始まり、名古屋港の夏の風物詩となっている。10号玉をはじめとした大玉連発や、芸術性豊かな創作スターマインなどが打ち上げられる。
見どころ
日中にはパレードや総おどりなど多彩なイベントが開催され、名古屋市のお祭りとして一日中盛り上がる。※詳細は公式サイトなどでご確認ください。
開催場所 |
名古屋港ガーデンふ頭一帯 |
打ち上げ数 |
約3000発 |
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令和7年度 さいたま市花火大会 大和田公園会場/埼玉県さいたま市北区
- 開催期間
- 2025年7月27日(日)
- 開催時間
- 19:30~20:30
早打ち、スターマインなどが打ち上げられる
画像提供:(公社)さいたま観光国際協会
【※大会プログラムは過去の情報になります。開催予定の大会については詳細が決定次第、情報を更新します】関東有数の規模を誇る、埼玉県さいたま市の「さいたま市花火大会」は3会場に分けて開催される花火大会。オープニングを飾る大和田公園会場は見通しの良さが自慢。早打ち、スターマインなど多種多様な花火が打ち上がり、さいたまの夏の夜空に大輪の花火が描かれる。
見どころ
花火大会会場になる大和田公園周辺は高い建物がないので、どの方角からでも観覧可能となり、家族、友人と楽しめる。
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立川まつり 国営昭和記念公園花火大会/東京都立川市
- 開催期間
- 2025年7月26日(土)
- 開催時間
- 19:15~20:15
迫力ある演出が魅力の花火が打ち上がる
画像提供:立川まつり国営昭和記念公園花火大会実行委員会
東京都立川市で開催される立川まつり国営昭和記念公園花火大会。立川の夏の風物詩で、都内ではなかなかお目にかかれない尺玉、一尺五寸玉といった大迫力の花火やスターマインのほか、花火職人による競技大会での入賞作品である芸協玉など、観客を終始飽きさせない演出が特色だ。なお、毎年好評の有料観覧席は大会日が近づくと売り切れてしまうこともあるので、早めの購入がおすすめ。
見どころ
メイン観覧場所である国営昭和記念公園みんなの原っぱは、開放感あふれる広大な芝生で、シートを敷いてゆったりとくつろいで楽しめる。当日18時以降は入園料が無料になる予定だが、有料観覧席も設定されており、場所取りの必要なく最高の観覧場所で花火を楽しむことができる。
開催場所 |
国営昭和記念公園 |
打ち上げ数 |
5000発 (予定) |
当日の開催可否は天候の影響等で直前に変更となっている場合があります。
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桑名水郷花火大会 2025/三重県桑名市
- 開催期間
- 2025年7月26日(土)
- 開催時間
- 19:30~20:30
無数の花火が水面と夜空を彩る
画像提供:桑名市観光協会
1934年(昭和9年)から続く水郷のまち桑名の花火大会。揖斐川の中州から大きな花火が打ち上げられ、河川敷から見れば視界全体が光で包まれる。音楽に合わせて打ち上げられるミュージック花火や、連続で打ち上がるスターマインなど、バラエティに富んだ花火が楽しめる。全席有料なので、チケットを事前に購入することで、ゆったりと花火を鑑賞することができる。
見どころ
東海地区最大級の2尺玉花火を始め、約1万発の花火が打ち上げられる。2尺玉花火は直径約600メートルにもなる大輪の花火で、夜空に壮大な光景を作り出す。
開催場所 |
揖斐川河畔(鍋屋堤) |
打ち上げ数 |
約1万発 |
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