今、手持ち花火の人気が急上昇!うわさの霊界グッズ・ひとだまくんでちょっと怖い夜遊びをしてみた
2021年記事全国
この記事は2021年花火特集のものです。最新トピックスはこちら
気になるひとだまくんの燃焼時間は約2分といったところ。体感ではもっと長い時間に感じた。思っていたよりも時間はあるので、じっくりシャッターチャンスを狙うことができる。最初は小さな緑色のひとだまが徐々に大きくなり、最後はオレンジ色になって燃え尽きていく。ひとだまの揺らめく姿を押さえたい場合は、動画撮影の方がいいだろう。手持ち部分から伸びた針金がビヨンビヨンと揺れて良い働きをしてくれる。リアリティあふれた(リアルなひとだまは見たことないが)不気味な映像が撮れること間違いなしだ。
▼ひとだまくんの動画はこちら
株式会社カネコにひとだまくんの開発秘話を聞いてみた
少年少女だけでなく、大人の心もグッとつかむユニークな商品を生み出したのはどのような会社だろうか。パッケージの裏に記載されている株式会社カネコへ連絡をしてみた。
──株式会社カネコはどんな会社ですか?
「パーティークラッカーメーカーとしては世界最大級を誇っています。実は国内のパーティークラッカーの約90%はカネコ製です。そのほか、パーティーグッズ、玩具ピストル弾、くす玉、肝試しグッズ、投げテープなどを主に扱っている会社です」
──ひとだまくんを開発したきっかけを教えてください。
「弊社の得意先はおもちゃ花火の問屋さんも多いのですが、冬によく売れるクラッカーだけでなく、夏に売れる商品の開発要望があったそうです。当時、パーティーの演出グッズとしてマジカルライトというひとだまくんと同じ液を使用した商品があったのですが、それを不気味でリアルにひとだまが飛んでいるような商品に改良したところ、非常に評判が良く商品化となりました」
──ひとだまくんの発売日はいつですか?
「発売は1996年の夏になります。パッケージにはSINCE2001年と表記していますが、それは現在の仕様にリニューアルされた年になります」
1996年とは長い年月の間、人々の心を魅了してきたロングセラーの商品ということになる。ひとだまくんを体験した感想としては、実際に遊ぶ際も楽しかったが、スマートフォンで写真や動画を撮影できるので、SNSが身近になった現代こそ、より面白いアイテムではないかと感じた。SNS映え(?)する花火といえそうだ。
【おまけ】幽霊グッズにも挑戦!暗闇に溶け込んで楽しむ
せっかくなので、おまけで付いている幽霊のトレードマーク・白い三角頭巾を付けてみることに。おそらく三角形部分のサイズ的に子供用と思われるが、大人でも何とかいける(恥じらいさえ捨てれば)サイズだ。人物の周辺にひとだまくんを浮遊させて撮影すると幽霊っぽさが倍増するので、チャレンジしてみよう。残念ながらウォーカープラス編集部の体験時は、人手不足のため“ひとだまくんの浮遊係”がおらず、幽霊とひとだまくんのコラボは撮ることができなかった。本当は下記のような写真を撮りたかったのだが…。ひとだまくんで遊ぶ際はぜひ挑戦してほしい。
※新型コロナウイルス(COVID-19)感染症拡大防止にご配慮のうえおでかけください。マスク着用、3密(密閉、密集、密接)回避、ソーシャルディスタンスの確保、咳エチケットの遵守を心がけましょう。
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