夏の夜空を圧倒的なスケールで染め上げる花火大会。2026年シーズンがいよいよ本格化するなか、やはり気になるのがその「打ち上げ規模」。今回は、全国から1万発、2万発超えのメガ大会はもちろん、桁違いの圧倒的発数を誇る超大規模花火大会を一挙紹介。大会史上初となる国内最大級の約2万4000発を打ち上げる「幕張ビーチ花火フェスタ」(千葉県)をはじめ、日本三大花火の1つである「全国花火競技大会 大曲の花火」(秋田県)など、「1万発以上」を明記している全国屈指の15大会をしっかりチェックして、今夏の行き先選びに役立てよう。
※情報は公開時点のものです。おでかけの際はご注意ください。
夜空に広がる鮮やかな大輪の共演
第49回 隅田川花火大会/東京都墨田区
- 開催期間
- 2026年7月25日(土)
- 開催時間
- 19:00~20:30
スカイツリーと花火、屋形船が織りなす夜景
画像提供:墨田区
伝統の両国川開き花火大会を継承する花火大会。開催起源は1733年(享保18年)の「両国の川開き」に由来するという、伝統、格式共に関東随一の花火大会で、歴史の流れの中で何度かの中断を経て、1978年(昭和53年)に「隅田川花火大会」として復活した。花火は大きく分けて2種類あり、菊のように球形に開く「割物」と花火玉が上空で二つに開き、中から星などが放出する「ポカ物」などがある。桜橋下流から言問橋上流の第一会場では、両国花火ゆかりの花火業者や数々のコンクールで優秀な成績を収めた花火業者が一堂に会して競う花火コンクールが開催される。
見どころ
最大の魅力は、江戸の粋を感じさせる情緒あふれる風景と、花火師たちの高度な技が融合したダイナミックな演出。特に第一会場での花火コンクールは見逃せない。2カ所の会場それぞれで異なる趣向の花火が楽しめる点も特徴で、観る場所によって印象が変わる点もまた楽しみのひとつ。
| 開催場所 |
桜橋下流~言問橋上流(第一会場)、駒形橋下流~厩橋上流(第二会場) |
| 打ち上げ数 |
約2万発 (第一会場・第二会場合計) |
当日の開催可否は天候の影響等で直前に変更となっている場合があります。
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第51回 江戸川区花火大会/東京都江戸川区
- 開催期間
- 2026年8月1日(土)
- 開催時間
- 19:15~20:20(予定)
趣向をこらした花火と音楽のコラボが楽しい
画像提供:江戸川区花火大会実行委員会
2026年で51回の節目を迎える江戸川区花火大会。厚みのある多層構造の花火、BGMとシンクロした演出が特徴で、創業360年を超える宗家花火「鍵屋」が担当する。オープニングの5秒で1000発の迫力ある打ち上げ、国内最大級の富士の大仕掛け、クライマックスを飾る怒涛の金カムロは圧巻だ。6月中旬頃から有料席の一般販売も行われる(詳細は公式サイト参照)。
見どころ
異なる7つのテーマをもとに、それぞれのイメージに沿ったBGMを流しながら夜空を美しい花火が彩る。昨年50回を迎えた今大会は、次の100回に向けた新たなスタートとして、これまでにない演出となるミュージック花火を採用。伝統を大切にしながらも挑戦を続ける江戸川花火の進化を楽しみたい。
| 開催場所 |
江戸川河川敷(都立篠崎公園先) |
| 打ち上げ数 |
約1万4000発 |
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豊橋祇園祭/愛知県豊橋市
- 開催期間
- 2026年7月17日(金)・18日(土)
- 開催時間
- 7月17日(金)18:30~22:00頃、7月18日(土)18:00~21:00頃
初日と2日目で異なるタイプの花火を楽しめる
画像提供:豊橋祇園祭奉賛会
愛知県豊橋市で江戸時代から続く、東三河最大の花火の祭典として知られている。7月17日(金)は、吉田神社境内で吉田神社発祥の手筒花火、大筒、乱玉が放揚される。手筒花火はこの地域特有の伝統的な花火で、手で持ちながら火を噴出させる。18日(土)には豊川河畔で、打ち上げ花火やスターマイン、川に浮かべた台船から上げる水上仕掛け花火など、約1万2000発が夜空を彩る。祭り期間中は写真コンクールも開催される。
見どころ
豊川河川敷での全長140メートルにおよぶ大スターマインが見どころ。川舞台花火や8号玉花火コンクールなどさまざまなプログラムが用意されている。日没前には全国でも珍しい昼花火も打ち上げられ煙と音を楽しめる。
| 開催場所 |
吉田神社境内、豊川河畔 |
| 打ち上げ数 |
約1万2000発 |
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第367回 筑後川花火大会/福岡県久留米市
- 開催期間
- 2026年8月5日(水)
- 開催時間
- 19:40~20:40
夜空をカラフルに彩る豪華な花火
画像提供:筑後川花火大会事務局
1650年(慶安3年)の水天宮落成祝賀を始まりとし、360年以上の歴史を持つ久留米市の花火大会。西日本でも屈指の規模を誇るこの大会では、約1万2000発の花火が夏の夜空を華やかに彩る。観覧会場は京町、篠山、小森野、長門石、みやき、鳥栖の6カ所。花火は京町と篠山の両会場の対岸より打ち上げられる。来場者は打ち上げ場所に近い複数のエリアから、迫力ある花火を楽しむことができる。花火大会はYouTubeでのライブ配信も行う予定だ。
見どころ
約1万2000発が次々に夜空を染め、筑後川の水面に反射する光と音の競演は、この花火大会の大きな魅力のひとつ。打ち上げ地点が2カ所あるため、各会場から異なる角度で楽しめる。
| 開催場所 |
久留米市水天宮下河川敷対岸、篠山城跡下河川敷対岸 |
| 打ち上げ数 |
1万2000発 |
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第40回記念大会 2026 びわ湖大花火大会/滋賀県大津市
- 開催期間
- 2026年8月6日(木)
- 開催時間
- 19:30~20:30
湖面と夜空を埋め尽くす色鮮やかな大輪の競演
(C)びわこビジターズビューロー
滋賀県大津市の県営大津港沖水面一帯で開催される大会。約1万2000発の花火が夏の夜空と湖面を鮮やかに染め上げる。1984年の初開催から数えて40回目の節目を迎える今回は、記念大会として初の2部構成を導入。第1部はドローンショーやレーザービーム、音楽と花火を融合させた新しい演出、第2部は名物の尺玉斜め打ちなど、これまでの大会で親しまれてきた王道の花火が楽しめる。周囲を山々に囲まれた琵琶湖を舞台に、湖面と夜空を立体的に使った演出は他の会場では味わえない魅力がある。
見どころ
多くの人出で湖畔がにぎわう中、豊かな自然を背景にスターマイン、3~10号玉などが打ち上げられる。湖のほとりで、夜空に咲く花火が堪能でき、観光やグルメとともに楽しめる。
| 開催場所 |
滋賀県営大津港沖水面一帯 |
| 打ち上げ数 |
約1万2000発(予定) |
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千葉開府900年記念 幕張ビーチ花火フェスタ2026(第48回 千葉市民花火大会)/千葉県千葉市美浜区
- 開催期間
- 2026年8月1日(土)
- 開催時間
- 19:30~20:30
最先端の技術を使用した打ち上げ海上花火が幻想的な空間を演出
画像提供:千葉市観光協会
千葉市の夏の風物詩として親しまれる千葉市民花火大会が、2026年も開かれる。今回は千葉開府900年を記念し、「未来を切り拓く花火~Love & Peace~」をテーマに、本大会史上初となる国内最大級約2万4000発を打上げ。ウォーターフロント幕張ならではの迫力満点な海上花火に、伝統的な尺玉や最新作の創造花火を交えた音楽との競演で、首都圏屈指の花火ショーが繰り広げられる。例年約30万人を集める人気大会で、1時間にわたって夜空と海面が華やかに彩られる。
見どころ
千葉開府900年特別プログラムでは、千葉氏にちなんだ月星紋や「900」の数字を描く創作花火を音楽に乗せて打上げ、5寸以上の大玉約100発と海上花火約900発が華を添える。幕張の浜から東京湾へ斜めに打ち出される最大約150メートルの海上花火約5000発は、海面を舞台にした立体的な広がりが圧巻。新たに全方位から立体感とワイド感を楽しめる扇状の効果用煙火も加わる。グランドフィナーレでは、約1万発が一斉に夜空と海上を染め、黄金色の錦冠菊が壮大に咲き誇る。
| 開催場所 |
幕張海浜公園、幕張メッセ駐車場(千葉市美浜区) |
| 打ち上げ数 |
約2万4000発 |
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第73回 安倍川花火大会/静岡県静岡市葵区
- 開催期間
- 2026年7月18日(土)
- 開催時間
- 19:30~21:00
ラストを飾る連続攻勢の迫力は圧巻
画像提供:静岡市
静岡市葵区と駿河区の境を流れる安倍川の河川敷で開かれる花火大会。安倍川の中州から打ち上げられる1万発以上の花火が夏の夜空に打ち上がる。静岡大空襲の犠牲者慰霊と戦後復興への願いを込めて始まり、73回目の開催を迎える歴史ある大会だ。河川敷の両岸は毎年多くの見物客でにぎわい、夜店の威勢のいい声も響いて古き良き日本の夏祭りの風情が味わえる。
見どころ
フィナーレに向けて盛り上がりを増す大型スターマインや、メッセージを添えて打ち上げる市民花火は必見。二尺玉クラスの尺玉が安倍川の水面に映る瞬間は迫力があり、河川敷という開けたロケーションならではの開放感も魅力。
| 開催場所 |
安倍川河川敷(田町三丁目付近) |
| 打ち上げ数 |
1万~1万5000発 |
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T×T GARAGE(ティーバイティーガレージ) 第14回 真駒内花火大会/北海道札幌市南区
- 開催期間
- 2026年7月11日(土)
- 開催時間
- 19:50~20:50(打上予定)
スタジアム全体を包み込む大迫力のワイドスターマイン
画像提供:真駒内花火大会実行委員会
北海道札幌市南区の真駒内セキスイハイムスタジアムで開催される、札幌最大級の花火大会。花火に音楽や照明、炎の演出を融合させたエンターテインメント性の高いプログラムが楽しめる。打ち上げを手がけるのは、世界の音楽花火コンクールで活躍する「日本橋丸玉屋」と、全国花火競技会で内閣総理大臣賞を何度も受賞している「紅屋青木煙火店」。真駒内花火大会でしか見られない貴重な演出と光のアートが楽しめる。
見どころ
観覧席は全席有料で、花火や照明演出の大部分はスタジアム内からでなければ見られない構成が特徴。会場内には北海道を中心とした人気店による飲食ブースも並び、開場の17時から食事や雰囲気を楽しめるのも魅力。
| 開催場所 |
真駒内セキスイハイムスタジアム |
| 打ち上げ数 |
2万2000発(予定) |
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第110回記念 足利花火大会/栃木県足利市
- 開催期間
- 2026年8月1日(土)
- 開催時間
- 19:15~20:50
色鮮やかな花火が夜空を埋め尽くす瞬間
画像提供:足利花火大会実行委員会
足利花火大会は1903年(明治36年)に創始され、2026年で123年、第110回を迎える。長年の伝統と歴史に加え、市の中心部で行われる本大会は関東地域でも屈指の花火大会として知られ、毎年多くの観覧者が関東一円から集まり、足利が最も活気に満ちた一日となる。約2万発の花火の打上げを予定しており、大玉の同時打上げやワイドスターマインなどが夜空を彩る。特にクライマックスの「大ナイアガラ」は圧巻。また、足利花火大会前夜祭として7月30日(木)・7月31日(金)には、ヤングヤング夏祭りも開催。
見どころ
市の中心部で行われるためアクセスも抜群で、駅前からそのまま花火を楽しむことができる。渡良瀬川の上空に打ち上がる約2万発の花火は、規模、迫力ともに圧巻。さらにドローンショーも加わり、夜空を彩る演出が一段と華やかになる。
| 開催場所 |
渡良瀬川田中橋下流河川敷 |
| 打ち上げ数 |
約2万発 |
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第52回 高崎大花火大会/群馬県高崎市
- 開催期間
- 2026年8月22日(土)
- 開催時間
- 19:30~20:20(予定)
高崎まつり初日の夜空を鮮やかに彩る
画像提供:高崎まつり実行委員会
群馬県高崎市で開催される高崎大花火大会では、北関東で最大級となる約1万5000発の花火が夜空を染め上げる。「山車」と「神輿」と「花火」の競演に加え、高崎まつりならではの「巨大だるまみこし」や「創作だるまみこし」も登場し、他の祭りにはない個性的な演出が楽しめる。また、もてなし広場では「開運たかさき食堂」と題して地元の飲食店によるテント出店が行われ、花火とともに地元グルメも堪能できる。
見どころ
多くの大会で約2時間をかけて打ち上げられる規模の花火が、わずか50分で打ち上げられるスピード感が特徴だ。祭りと一体化したにぎやかな雰囲気も魅力のひとつとなっている。
| 開催場所 |
烏川和田橋上流河川敷 |
| 打ち上げ数 |
約1万5000発 |
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